2026年3月22日
Google Kubernetes Engine (GKE) Autopilotは、ノードプールの管理をGoogleに委譲できる非常に便利なモードですが、Podのrequests設定が直接課金額に反映されるため、Standard以上の緻密なリソース設計が求められます。
Autopilotでは、Podのlimitsは自動的にrequestsと同値に設定されます(Guaranteed QoSクラス相当)。そのため、「ピーク時はlimitsまでバーストさせる」といった戦略は取れません。負荷テストを通じた正確なベースラインの把握が不可欠です。
単一Podを肥大化させるのではなく、HPAを利用して水平スケールさせることがコスト最適化の鍵です。CPU使用率60〜70%をターゲットにし、スパイク発生時にも十分なスケールアウトが間に合うようなバッファを持たせることが重要です。また、VPA(Vertical Pod Autoscaler)のRecommendationモードを活用し、最適なrequests値を継続的に分析する運用を推奨します。
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